Miyuki Naito 内藤みゆき

世界を広げ、日常に色を塗る日本語教師・日本語教師の卵サポーター

私は日本語教師の卵の方を「授業力アップ」と「メンタルケア」で自信を持ってレッスンができるようにサポートします。

なぜ授業力とメンタルケアかというと、日本語教師になるための勉強と、なってからの実践では大きく差があるからです。日本語教師養成講座や日本語教育能力検定試験対策では専門用語や教授法、日本語教育の歴史などの背景知識を覚えます。もちろん知識がなければ学習者のミスの背景まで気づきませんが、知識をそのまま伝えても学習者には伝わらず、退屈して寝たりスマホをいじったりし始めるでしょう。 また、日本語教師の卵の方は勉強した知識をうまく授業に生かせず、経験不足から授業に自信が持てない方が多いため、メンタル面でのサポートも実施します。

私のサポートを受けた方は、企業研修にパスし、クライアント獲得や契約更新につながりました。以前よりも不安が解消され、新しい視点を知り、悩みをその場で解決することができた、とのお声をいただいております。 日本語授業では学習者がより日常を楽しめるように、「対話を通して気づきを促す教えない授業」を実施します。

日本語レッスン

日本での日常生活をカラフルに彩る日本語レッスン

日本という異国での生活をしている外国人のみなさんの心を色にたとえると何色ですか?私自身の海外生活を振り返ると、ときに母語のように話せないもどかしさのグレー、ことばができずになかなかネイティブの友達ができなかった悲しみの紺色、自分自身や母国のことを語れない辛さの深緑色、そして決して暗い色ばかりではなく、日々の新しい刺激の原色の数々…それらの色が混じりあったようなごちゃまぜの心の色でした。 私のレッスンでは、そのようなモヤモヤした心に虹を架けるようにカラフルに塗り替え、学習者のみなさん一人一人の日常がワクワク楽しいものになるようにサポートしていきます。

具体的には、笑顔で、対話を通して気づきを促す教えないレッスンです。できるだけ説明することを避け、対話や質問で学習者の考えを引き出していきます。そのようにすることで、学習者が自分の頭で考え、レッスン自体が楽しくワクワク身につきます。「今日のレッスンを受けてよかった。世界が広がった。」という想いを大切に、日本で暮らす外国人のみなさんや、海外在住でも日本が好きなみなさんの日常を彩るレッスンをオンラインでしていきます。

レッスン例

日本語ゼロの学習者に対して、正規授業についていけるように、英語を使って、文法の導入、練習をした。文字や語彙のディクテーションを多用し、定着を図った。

オンラインによるJLPT N4対策。前回の課題として宿題を出し、理解度を図るためのミニクイズを出題。学習者が作ってきた例文を確認。学習者がイメージしやすい例文で説明。

お子さんの話をしながら例文を作成・導入し、学習者が好きな話題でたくさん話せるように工夫した。

読解で使う語彙リストを作成し、接続語や話の流れに注意しながら読む指導をした。

日本人の妻とその家族との日常会話ができるように、語彙リストを作成し形容詞の活用などの定着を図った。家族と外食に行くという学習者のために、レストランでのオーダーの仕方を練習した。

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日本語教師の卵サポート

「日本語教師の卵」の方向けに、授業力アップとメンタルケアで、自信を持って教えられるようサポートいたします。 せっかく日本語教師になると決めて、日本語教師になるための勉強をしたのに、知識を身に付けることと実際の現場ではギャップがあるため、悩みを一人で抱え込んでしまっている「日本語教師の卵」の方を今まで見てきました。また最近ではフリーランスとして日本語学校以外で働き、相談できる人が周りにいない日本語教師も増えています。 私のサポートでは答えを覚えるのではなく、考えを深め、視野を広げることを目的としています。 日本語教師は世界とつながり、お互いの世界が広がる仕事。私はこの仕事をワクワクと、自信を持って楽しんでいかれる日本語教師を増やしたいと思い、「日本語教師の卵サポート」を始めました。 授業力アップとして、知識をいかにわかりやすく学習者に伝えるかがポイントになります。「教えない」授業の模擬授業、類似文型の違い、導入から練習までの流れ、教科書比較、文法勉強会、知識を学習者にわかりやすく伝える方法、オンラインツールを参加者で試す会、例文を参加者で作る会などを行います。また、日本語教師の時間術、授業準備のしかた、授業の失敗などをシェアして励ます会、個別相談などを行い、「メンタルケア」の面でもサポートし、自信を持って教えられることを目指します。

卵サポート受講者の声

今までは、養成学校では先生がきちんとみてくれる機会があまりないため、授業の組み立て方など0から10まで不安だった。 教授法や、youtube、ネットの教案を勉強したが、色々なやり方があり逆にどれが自分にあっているか分からなかった。 日本語学校に就職して教案の作り方なども勉強したいが、まだ卒業していないため就職が難しい。 そのため、フリーランスで日本語教師をやっていると自分の教え方が正解か不正解か全く分からない。 新しい視点を知ることができた。 例えば、自己紹介の練習について、自分の名前で何回も練習するより実際に生徒が使える日本語を提供することの大切さ。 他にも、スライドをシンプルにする重要性。等々。 ずっと一人でモヤモヤ考えていた悩みをその場で解決できることができた。 質問に対して丁寧にかつ的確に答えていただけたので、ずっと悩んでいたことを解決することができた。 まだまだ改善点がたくさんある私の授業ですが、次の授業を考えるのが楽しくなりました。 この前までは、研修が嫌で嫌でたまらなかったですが、今は研修中も楽しくできました!

講師プロフィール

内藤みゆき

プロフィール

日本語教育を通して、学習者や日本語教師の方が抱える日常のモヤモヤを
晴らす日本語教師、日本語教師の卵サポーター。国内外において、クラス授業とプライベートレッスン、また対面授業とオンラインレッスンなど、多様な現場で経験を積む。 自身の海外生活では、はじめは赤ちゃんになったような気持ちでとても心細い毎日をおくっていたが、日々素晴らしい人や新しい文化、考え方に出会うことで徐々に心細さが解消され、白黒の世界に彩りがもたらされるようだった。そんな経験から、日常に色を塗る日本語教師として、異国で生活する外国人の方の日本語と生活をサポートしている。 海外生活で、人との出会いと温かさに助けられた経験から、外国人と日本人が一緒に日本文化を楽しむイベントを企画・運営し、お互い歩み寄り、身近に感じられるコミュニティー作りも行っている。
また、身近な新米日本語教師の悩みを聴く中で、悩みを相談できる場の必要性に気づく。その悩みを解決するべく、これまでの経験を活かし、日本語教師の卵(日本語教師に興味がある方、養成講座生・修了生、新米日本語教師の方)向けに、授業力アップとメンタルケアの観点からサポートをしている。

講師略歴

2007 日本語教育能力試験 合格
2008 武蔵野大学 日本語教員養成課程 修了
「学習者主体の日本語教育」をテーマに卒業論文を執筆
2009 武蔵野大学大学院 人間社会・文化研究科 言語文化専攻
日本語教育の分野 修了 (大学4年時に科目等履修生となり、1年で修了)
「TA(Teaching Assistant)授業での学習者主体」をテーマに修士論文を執筆
2009 東京の日本語学校で非常勤講師
2012 オーストラリア ワーキングホリデー
2013 オーストラリアの日本語学校で非常勤講師
2014 ニュージーランド ワーキングホリデー 大学で契約講師
2015 帰国後、宮崎の専門学校で専任講師
2017 自身の働き方を見直し、同校で非常勤講師。プライベートレッスン開始
2018 宮崎市移住アンバサダー就任
2019 みやざきスタートアップハブ 正会員5期生
2020 地域活性化のための多文化共生・日本語支援シンポジウム パネルトーク登壇
Miyazaki Japanese Club “WA” (外国人と日本人が一緒に日本文化を楽しむコミュニティー)代表
日本語教師の卵サポーターとして、授業デザイン・コースデザイン、個別相談など実施
12月より宮崎大学420時間日本語教員養成プログラム講師(教育実習)